Time waits for no one.

140字じゃおさまらない独り言。

寂しい

私は天才ではないけれど 要領はいい方だ。

そのせいあってか大体の事が平均以上にできる

たとえばテスト

授業をまじめに聞いてるわけではない

テスト勉強を始めるのはテスト前日から。

それなのに平均以上は取れる

平均というより上位層と言ってもいいかもしれない。

体育は苦手な競技はあるが、なんとなくやれば

「昔やっていたの?」と聞かれるくらいにはこなせる。

 

自分で言うのもおかしいが

多分人より精神的成熟度が早かった 

多分幼いころから皆より

大人だったと思う。

だから悪い事はきちんと理解できたし

ずる賢く難を逃れたこともたくさんある。

 

でも臆病な人間で、挑戦はできない

そのせいあって一度成功したことに拘るから

失敗することはあまりない。

 

そうやって生きていたら いつしか周りからは

“なんでもできる人”と思われるようになった気がする。

 

 

けれど臆病で変化を恐れる私は

人の期待に応えなければならない

というプレッシャーを勝手に感じて

皆の中の私像が変化してしまったら…

と恐れて

生きている。そんな気がするのだ。

 

 

私は多分人に甘えたい。

出来ないことに対して怒られて

そうやって自分という存在を認められていると確信して

人からたくさんのことを学ぶ。

 

 

完璧な人間 そう言われるのが嫌い。

私は何も完璧じゃないのに

頭だって本当はよくない

記憶力だってなくてすぐ忘れてしまう

人付き合いだって苦手だし

運動だって得意じゃない

独りは寂しいし

嫌いな人は嫌い

悪口だってたくさん言えるんだよ

顔だって全然よくないし

スタイルも悪い

センスもよくない

趣味だって本当はもっと気持ち悪いよ

 

完璧なんかじゃない 欠陥品なのに

大安売りされていたのを勝った人から見れば

この値段でこの性能ならアリかなって思われても

正規価格で売られたら私は周りに負けてしまうから。

 

 

私は寂しいんだよ。